ケミカル

ペリセア

化粧品やシャンプー等肌に直接触れるアイテムでも使われている【ペリセア】

ヘアケア剤や薬剤にも使われることもあります

一体どんな成分なのか?

マニアックに深堀して書いていきます

 

製造元旭化成研究データ

ここに詳しく記載があるのですが呪文のような文言が並んでますねw

少しづつ紐解いていきます

 

•天然の脂肪酸とアミノ酸を原料とする2鎖3親水基のジェミニ(双子)型両親媒性化合物

→ グルタミン酸(旨味調味料等にも使われるアミノ酸)とリジン(体内で合成することができない必須アミノ酸)、脂肪酸らをくっつけたもの。どういうことになるかと言うと

アブラにも水にも溶ける性質がある=なじみが良い! ってこと

どんな相手にでも馴染みます。人見知りしない子

 

•原料は全て植物由来です。石油由来・動物由来原料は使用しておりません。(BGを除く)

→メリットがあるか分かんないですけどヴィーガン的な材料

 

•角層内部に浸透し、セラミドと同様の働きで皮膚のバリア機能を改善し、肌の弾力・キメを回復させます。

→浸透性が高く、また効能も高い。髪だけでなく肌にも効きます

 

•毛髪の深部に浸透し、傷んだ毛髪の強度・太さ・水分量を改善、ハリコシ感・スベリ感を与えます。

→30秒~1分で髪の奥まで浸透します。ちなみによく聞くケラチンとかは深部まで浸透させられないですし、浸透する成分も加湿等をしないと15~20分位かかると言われています。脅威の浸透性。これが一番の特徴かと

また持続性も高いです。素晴らしい

 

•極めて少量で、乳化分散能を発揮します。

→少量混ぜるだけでも効果が出せるので補助として使う場合も製品の邪魔をしません

 


キューティクルの修復効果


髪内部の補修も実証済

 

特性

ph7.2  アニオン性

・1%を超えると軋みが出てくる

・アニオンの界面活性剤で微量でも高い効果がある

この二つがネックで採用を回避されているメーカーさんが多いイメージです

 

高濃度にしたからと言って効果的ではないのですが、濃度を上げると一時的な軋みが出やすくなる

→傷んだようなイメージを持たれやすい

本来は髪が引き締まって逆に良いことなのですが指通りが悪くなったような印象にもなるので扱いが難しい成分ではあります

後にトリートメント効果のあるものを塗布するか酸に振ると馴染みます(強酸はそれだけで軋みそうですが。。試したことないのですが、どうなるんだろ?)

 

肌にも髪にも効果的

早く効く

効能がはっきりと証明されている

 

そんな特徴を持つペリセア

使いこなせると滅茶苦茶効果的だと感じています

(Chermyのキモは実はコレ。内緒ですよ)

また徒然と追記していきます